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2010年6月 4日 (金)

「冬の日射+SRC基礎」で暖房エネルギー削減率 最大40%

夏に近付いて暑くなってきているのに暑苦しい(?)タイトルですみません

突然ですが『住宅の省エネ対策』と言ったらどんなことを思い浮かべますか?

エコポイントとかもらえるような次世代省エネ(省エネ等級4)対応の断熱住宅ですか?

それともエコキュートとかエコジョーズとか高効率給湯器の設置ですか?

最近の新築住宅は、生活していくうえでのエネルギー消費量を小さくできるように

断熱性能を高めるのが当たり前になっていますね。

エアコンや冷蔵庫、テレビなどの生活家電も、省エネ性能が高まっています。

で、タイトルですが・・・

勉強家(?)のS氏がまたまた難しい本を読んで、

SRC基礎の良い所を導き出してくれました。

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開放的なLDKスタイルが当たり前になっている最近では、
例えば一人しかいないリビングを冷・暖房することが
“全館(全室)空調”と同様のことになり、
昔の「ふすまを閉めて、居間にコタツの家族団らん」の時代より、
無駄なエネルギーを消費しているのかもしれません。

とは言え、部屋毎の温度差が小さいことは健康に良いことなので、
全館空調を否定はすることはできません。

技術開発が進めば、さらに安価で高性能な断熱材、省エネエアコン、
コージェネ(エネファームなど)などが世に出てくるでしょう。

さらには風力発電、太陽熱給湯や太陽光発電などによって、
自分で使うエネルギーを自宅で作ることがもっと身近になるでしょうから、
人間が快適・便利のために少し贅沢につかったエネルギーを
自宅で穴埋めできることになります。

ただし、太陽光発電パネルなどの機械/設備は、この機械を作るために、
また稼動させるためにもエネルギー消費がともないます。

う~む・・・

「自然エネルギー(太陽熱)をそのまま利用できる
パッシブソーラーハウス(システム)があるじゃないか!」

ってのも、SRC基礎を開発するきっかけの一つです。

昔から、冬は昼間の太陽の暖かさを室内に取り込み、
夜はカーテン(昔は障子や雨戸)などを閉めるなどして、
あまり意識せずに日射を暖房の1つとして利用していました。

これを進化させたのがパッシブソーラーシステムの内、
ダイレクトゲイン(直接集熱)と呼ばれるもので、
南側の窓から日射を取り込み、室内の床や壁に蓄熱し、
気温が下がる夜に昼間に蓄熱した熱を自然放熱させ暖房します。

SRC基礎は床下地が熱容量の大きいコンクリートなので、
わざわざ特別な蓄熱体を床に設ける必要がありません。

そして、このコンクリート製床下地は、布基礎でいう防湿コンクリート(土間コン)、
べた基礎の耐圧版にあたるものですから、SRC基礎がダイレクトゲインのために
わざわざ余計にコンクリートを使っているわけではありません。

SRC基礎は熱容量がたっぷりあるので
「自立循環型住宅の設計ガイドライン」で定められた条件に適合した場合、
最大40%の暖房エネルギーを削減できます。

また、与条件をクリアした上で「住宅の省エネ基準」にて評価すると
Q値が最大15%割り増しできることになっています。

ただし、夏は日差しをさえぎる工夫をしておかないと“言わずもがな”です。

それから、SRC基礎は適度な断熱・蓄熱性をもった砂利層を介して、
夏は外気温より低い温度を保っている地盤と一体化しているので、
数値では表しにくいのですが若干の冷房効果が見込めます。

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ふむふむ

○年前に大学で学んだ時は、パッシブソーラーシステムは夢の話のような

気がしていましたが、それは『蓄熱』がネックだったからなのですね。

分厚い鎧で重装備な感じの最近のエコ住宅に違和感を感じていたのですが、

今までとは違う切り口で、エコに対する一つの解決策になりそうです。

住宅を設計する機会があれば、お日さまや風を味方にした小さな家がいいな~

と思うタマでした。

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